モバイル通信とVPN

はじめに

皆様はテレワークを活用した仕事をされているでしょうか?

人によっては、フリーWi-Fiを利用しお仕事をされてる方もいらっしゃると思います。

そのように会社外から会社へ、またはご自身のクラウド上へアクセスする際、セキュリティ観点を意識したことがない方が多いかと思います。

ここでは、通信内容を傍受されないようにする仕組みの1つVPNについて書いていきます。
特にここでは、モバイル通信ではなぜVPNが不要なのか、本当に不要かを書いていきます。

結論

結論、モバイル通信(4G・5G)ではVPN(仮想プライベートネットワーク)は不要です。

その理由は以下の通りと言われています。

  1. モバイル通信(4G・5G)はもともと暗号化されているため、フリーWi-Fiと違って通信が盗まれる心配が少ない。
  2. VPNを使うと通信速度が遅くなるデメリットもある。

具体的にはどのようなことか見ていきましょう。

モバイル通信は暗号化されている

📶 モバイル通信(4G・5G)は、もともと暗号化されているため安全です。

例えば、Wi-Fiの場合は、カフェや空港のフリーWi-Fiでは 通信が盗み見られる 可能性があります。
古い暗号化方式を採用したままのルーターやセキュリティパッチを当てていないルーター、偽装フリーWi-Fiの場合です。
しかし、モバイル通信では、通信内容が キャリア(例:docomo、au、SoftBank、楽天モバイル)によって暗号化されている ので、第三者にデータを盗まれるリスクが少ないです。
モバイル通信ではIMSI(加入者識別番号)を暗号化したり、AESを使用したり、5Gの場合はより新しい暗号化技術が使用されており、傍受はほぼ不可能です。

VPNを使用していない

VPNを使うと逆に遅くなることがある

🐢 VPNを使うと、通信速度が遅くなることがあります。

VPNは データを一度VPNサーバーを経由して送受信する ため、通信速度が落ちることがあります。
特に動画やゲームなどの大容量データ通信では、VPNを使うことで 回線速度が遅くなり、快適に利用できなくなる ことがあります。

モバイル通信でもVPNを使うべきケース

🛡 モバイル通信でもVPNを使った方がいいケースもあります。

会社のシステムに接続する場合
 → 企業の専用ネットワークに安全にアクセスするためにVPNが必要なことがあります。
特定の国で規制されているサイトを閲覧したい場合
 → 一部の国では、SNSや特定のサイトがブロックされているため、VPNを使って回避することがあります。

VPNを使用するとHP配信者などのサービス提供者から、使用者のIPアドレスという、住所のようなものを見えなくすることができます。
IPアドレスは4G・5G回線に繋いでいる場合、携帯キャリアが割りふります。Wi-Fiを使用すると、Wi-Fiルータが持っているIPアドレスを使用します。
上記の絵では、VPNをトンネルに例えて書いていますが、実際にはVPNサーバーというものがあり、VPNサーバーを経由することでデータ送受信を行います。
インターネット上では、あなたがVPNサーバーからアクセスしているように見えるため、IPアドレスが変わるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

少し難しかったかもしれませんが、VPNとは簡単に例えると、「秘密のトンネル」です。公共の道は会社の極秘情報を話すことが厳禁だと思います。一方で秘密のトンネルでは、認められた人のみとおることができるので、安全と言えるでしょう。

その秘密のトンネルは、モバイル回線(4G・5G)ではすでに引かれています。

セキュリティというものは、緊急度が高まることがあまりない領域の話です。一方で、何か起きた後では遅いというものでもあります。
セキュリティに対し触れ続けリテラシーをあげていきましょう!

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